無断欠勤OKの職場がこの国に存在しているらしいです。
まさに理想の職場の一つといっても過言ではないでしょう。
というか羨ましい!
そんな会社が本当に実在するのか、調査しました!
無断欠勤OKの会社が存在する!?
大阪にあるエビ加工会社「パプアニューギニア海産」では、他の会社では絶対にありえない社内ルールが存在するみたいです。
それは「遅刻、欠勤の連絡禁止」で、私は最初この単語だけ聞いたとき、「いかなる理由があろうと遅刻、欠勤が許されない超絶ブラックなのか……」と勘違いしかけました。
しかしなんと「連絡せずに遅刻、欠勤しても良い」という意味だと知ったときは頭が?状態でした。

世界中を見ても日本人は真面目で勤勉とのことで、時間厳守は当たり前で電車や新幹線なんてたった1分遅れただけでアナウンスが入るくらい時間にうるさい。
すごい。という感想しかでなかった。ブログを書いている人間なのに。
パプアニューギニア海産の労働改革

こちらの会社は労働者にとって魅力的なルールがあり、
- 「無断」欠勤の義務化
- 嫌いな業務はやらなくてよい
と、やはり他の会社では考えられないルールです……。
「無断」欠勤の義務化
先述しましたが、欠勤時は連絡をしないことが義務づけられています。
本来なら逆ですよね。
確かに日本人であれば「休むなら連絡しなくてもいいよ」と言われたとしても、迷惑をかけてしまうことを考えるとつい電話してしまいます。
そのため、明確に無断欠勤時は連絡禁止というルールが明文化されているのでしょう。
嫌いな業務はやらなくてよい
職場で毎月アンケートを取っており「嫌いと申告した作業はやらなくてよい」というルールがあります。
自分がやりたくない作業をやらなくて済むのは精神的負担が軽くなりますね。
私の職場でも導入してほしい。
従業員にとって理想的な職場
従来の職場の退職理由にありがちなのが「仕事が合わない」です。
これは少し表現がずれていて、正確には、
- 出勤時間の調整がきかない
- 大半の仕事は問題ないが、どうしてもやりたくない仕事だけが耐えられない
といった、仕事そのものが嫌というよりどうしても「ここだけは許容しきれない」面があるといった方が正しいと思います。
こちらの会社ではそういった部分を改革により解消しているので、従業員もかなり働きやすそうです。働きやすいということは定着率も高く、安定しているとも考えられます。
ちなみに、これで経営が成り立つのか気になりますが、なんとこのルールを設ける以前と比較して利益が上がっているみたいです。
- 最低限の出勤時間を設ける
- 余剰在庫は割り引いてさばく
- 従業員の精神的負担が減り業務効率がアップ
工夫を凝らし上手く成り立っているとのこと。
他の会社では難しいでしょうが、ぜひともこういったルールを導入する会社が増えてくれると嬉しいですね!
ネット上では羨む声も!
おどろきました。パプアニューギニア海産の働き方が理想すぎる。こんな会社もっと増えてほしい。
個人の意見としては、管理職の方の負担が気になるところですが、そこも込みで上手く回していけるのは感心しました。
アルバイトに頼りがちな職場というのは、そちらへの負担が多く定着しませんからね。
日本人が仕事を嫌いになる理由

そもそもなぜ大半の人間が仕事を嫌いになるのか?
労働時間?人間関係?待遇?
人によって様々な理由があると思いますが、個人的には「精神的負担」が一番大きいと考えています。
最低賃金のアルバイトですら責任を負わされる職場もざらにあります。本来、アルバイトは安い賃金で働く代わりにシフトの融通がきく、責任を負わないといった恩恵があるはずなのに、それがなくなっている。
会社員として働く人間であればなおさらです。そもそもアルバイトなのに週40時間労働固定ってどうなんでしょう。それはもう会社員でしょ。
私は前職で店長をしていましたが、元々給料が高いわけでもなくアルバイトに毛が生えた程度の給料。さらに業績悪化により基本給と交通費の一部をカットされる始末。
こういった給料に対し労働時間と責任が釣り合っていないというケースが多く、大半の人間が仕事を嫌いになっていると思います。
- 管理職:給料高い、責任あり
- 一般社員、アルバイト:給料高くない、責任なし(ほぼ皆無)
こういったバランスが取れたら日本全体の労働環境が少しは良くなるのではと考えています。
まとめ

この記事では無断欠勤OKの会社についてお送りしました!
ワークライフバランスという言葉がありますが、パプアニューギニア海産は従業員の「ライフ」の方に舵を切っている、理想の職場の一つです。
待遇も重要ですが、本当の意味で従業員を尊重してくれる会社にこそ人が集まりそうですね!
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